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2019-05-25 01:45

その他

東邦ガスとアイシン精機、豊田市VPPプロジェクトに参画し実証を開始

タイナビNS
豊田市VPPプロジェクトに参画し実証を開始
東邦ガス株式会社とアイシン精機株式会社は5月23日、豊田市つながる社会実証推進協議会の取り組みの一つである「バーチャルパワープラントプロジェクト(豊田市VPPプロジェクト)に参画し、実証を開始したと発表した。

風力・太陽光・バイオマス等の再エネは、天候等での影響を受け変動し易い問題がある。

そこで、豊田市に設置されている再エネ電力の供給に合わせて、需要等を調整するエネルギーマネジメントを行うことで、CO2フリー電源となる再エネの地産地消についての実現性を検証するもの。

このプロジェクトでは、あたかも一つの発電所のように様々な需要家のエネルギーリソースを制御する「バーチャルパワープラント」を構築する。

今回、家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム「コレモ」や家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームtype S」の発電出力をそれぞれ遠隔制御し、調整力等の活用に向けた検証を行うもので、これは再エネ発電量の変動や送配電会社等からの要請を想定したものという。

またエネファームは、省エネ・省CO2に寄与する分散型エネルギーシステムで、低炭素社会の実現や、停電時発電継続機能が付いている機種では防災対策にも貢献できるものとなる。

エネファームtype Sを全国で初めて活用
具体的には、コレモ1台とエネファーム8台を用い、VPPシステムからの指令に基づいたEMS(エネルギーマネジメントシステム)によるエネファームの遠隔制御検証と、VPPのエネルギーリソースとしてエネファーム群を集約した調整力等の活用に向けた検証を、2019年3月から2020年3月までの予定で行うとしている。

なお、今回のVPP実証の特長は、エネファームtype Sを全国で初めて活用するほか、小規模発電設備を集約しそれぞれを遠隔制御することとなる。また、今後のエネファーム群としての導入が期待される集合住宅に設置することという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

アイシン精機株式会社 プレスリリース
http://www.aisin.co.jp/news/2019/011964.html

 
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