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日清食品株式会社 は、「カップヌードル」ブランドの商品で使用する容器に、プラスチック使用量と焼却時のCO2排出量を削減した「バイオマスECOカップ」を採用すると発表した。

新容器への切り替えは、2019年12月から開始し、「カップヌードル」の発売50周年を迎える2021年度中に、すべての「カップヌードル」の容器を「バイオマスECOカップ」へと切り替えを完了する予定という。

同社はこれまで、おいしさを支える "品質" 、商品の "安全・安心"、さらには "環境" や "未来" を、インスタントラーメンのパイオニアとして追い求めてきた。

1971年に世界初のカップ麺として誕生した「カップヌードル」は、断熱性、保温性に優れた発泡スチロール (発泡ポリスチレン) 製の容器を採用しているが、その後2008年に、石油のような限りある資源をできるだけ削減し、再生可能資源となる紙を使用した「ECOカップ」に変更した。

そして今回、CO2問題への取り組みを強化すべく、「ECOカップ」をさらに進化させた環境配慮型容器「バイオマスECOカップ」に切り替えるもの。

この「バイオマスECOカップ」は、従来の「ECOカップ」が持つ断熱性や保香性を維持しながら、容器に使用している石化由来のプラスチックを植物由来のバイオマスプラスチックに一部置き換えることで、バイオマス度を81％まで引き上げた容器となる。

また、従来の「ECOカップ」に比べて1カップあたりの石化由来プラスチック使用量をほぼ半減、焼却時に排出されるCO2量を約16％削減するとしている。

（画像はプレスリリースより）

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日清食品株式会社　プレスリリース
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