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2019-06-28 01:00

その他

東京電力HD、再生可能エネルギーの大量導入に向けた開発事業を実施

タイナビNS
次世代電力ネットワーク安定化技術開発事業
東京電力ホールディングス株式会社(以下、東京電力HD)は、東京電力パワーグリッド株式会社とともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募する「再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発事業」に応募し、採択されたと2019年6月25日に発表した。

再エネ大量導入社会に向けた技術開発
今回の事業は、次世代の系統安定化に必要となる基盤技術開発を目的としたもので、東京電力2社は「慣性力等の低下に対応するための基盤技術の開発」「配電系統における電圧・潮流の最適な制御方式の開発」に取り組むとしている。

加えて、東京電力パワーグリッドは「高圧連系PCSにおける電圧フリッカ対策のための最適な単独運転検出方式の開発」についても取り組み、これらの事業は2022年2月まで実施するとのことだ。

これらの技術開発により、将来的に再生可能エネルギー導入が進み火力・原子力などの発電が減少し、瞬間的な需給変動が大きくなった場合についても、電力系統の安定運用が可能となり、配電線の電圧管理や電力品質の維持を実現できるとしている。

東京電力2社は、今後も電力の安定供給と再生可能エネルギー連系拡大の両立を目指すとしている。

(画像は東京電力HDホームページより)


外部リンク

東京電力HD プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/press/release/2019/1515545_8709.html

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