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2019-06-28 00:00

その他

卒FIT前に太陽光発電関連子会社を譲渡 東テクが決断

タイナビNS
ケーピーエネルギー合同会社の持分をすべて譲渡
2019年6月24日、東テク株式会社は取締役会において、連結子会社であるケーピーエネルギー合同会社の持分を、日本再生可能エネルギー株式会社にすべて譲渡する決定を下したことを発表した。

譲渡価格は39億1600万円で、契約締結は7月22日、持分譲渡は7月26日の予定だ。今回決定した持分譲渡が行われると、ケーピーエネルギー合同会社は東テク株式会社の連結子会社から外れることとなる。

ケーピーエネルギー合同会社とは
ケーピーエネルギー合同会社は、太陽光発電システムの技術開発など、太陽光発電事業を行う会社だ。東テク株式会社が2017年3月に出資したことで、ケーピーエネルギー合同会社は同社の連結子会社となった。

現在は、固定価格買い取り制度(FIT制度)を前提に、栃木県矢板市で太陽光発電の建設工事を行っている。

しかしながら、FIT制度は2019年以降、FIT期間満了に伴い順次「卒FIT」を迎え「2019年問題」への対応を余儀なくされる。

なぜ今、連結子会社から除外なのか
東テク株式会社は、ケーピーエネルギー合同会社の持分譲渡の理由を、電力自由化の状況の変化に加え、太陽光発電所の建設工事中にあったゲリラ豪雨での土砂災害など、様々な事情によるものだと決定の背景を説明している。

持分譲渡後は、東テク株式会社の中核事業である商品販売事業と工事事業に、資金を集中させる方針だ。2020年3月期の連結業績への影響については精査中だとしている。

(画像は東テク株式会社ホームページより)


外部リンク

東テク株式会社プレスリリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9960/tdnet/1723651/00.pdf

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