• TOP
  • >
  • IHIが愛媛県の火力発電所向けに発電設備を受注
2018-02-28 22:00

その他

IHIが愛媛県の火力発電所向けに発電設備を受注

タイナビNS
新設される住友共同電力の設備で出力15万kW級
株式会社IHI(以下「IHI」)は2月27日、住友共同電力株式会社から天然ガスを燃料とした出力15万kW級の発電設備の建設を受注したと発表した。

設備は住友化学愛媛工場の新居浜地区に新設される。ジェット機のエンジンを転用した高効率のガスタービンである「LM6000」3基を中心に、廃熱回収ボイラーと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクルで発電を行い蒸気も供給、工場の生産過程で発生する水素も有効利用する。

IHIは今回のプロジェクトを設計から建設、試運転までを請け負うフルターンキー契約で受注し、完成・引き渡しは2022年6月の予定になっている。

出力4万kW級の製品の中では世界最高レベル
地球環境問題への関心が世界的に高まっている現在、石油や石炭に較べてCO2排出量が大幅に少ない天然ガスによる発電が注目されている。「LM6000」は実用化されている4万kW級のガスタービンの中では世界最高レベルの性能を誇る。

IHIは今後も優れた環境性能を有したガスタービンを中心に、発電機器とシステムを提供し、メンテナンスおよび運用支援サービスを展開していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

IHI リリース
http://www.ihi.co.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook