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2018-03-19 06:15

その他

日本製紙、石巻雲雀野発電所のバイオマス混焼発電設備竣工式を挙行

タイナビNS
バイオマス混焼発電設備竣工式を挙行
日本製紙株式会社は3月16日、「日本製紙石巻エネルギーセンター株式会社」の石巻雲雀野(ひばりの)発電所にて、2017年9月から総合試運転を行ってきたバイオマス混焼発電設備の竣工式を行ったと発表した。

同発電所は、石炭と木質バイオマス(最大30%)を燃料として混焼できることが特長で、発電出力は149,000kW(発電端)となり、すでに3月1日から営業運転を開始している。

宮城県内を中心とした東北地方の未利用材を活用し、近年課題となっている国内森林の荒廃防止に貢献するほか、北米を中心にアジア地域からも木質ペレットを集荷し、木質バイオマス高配合を目指す。

地域の産業振興と木質バイオマスの利用促進に貢献
なお石巻エネルギーセンターは、宮城県石巻市に日本製紙70%、三菱商事パワー株式会社30%の出資比率にて2015年5月に設立された会社で、石巻雲雀野発電所における発電設備の運転・管理および電力の卸供給販売が事業内容となる。

電力の安定供給のほか、宮城県石巻市地域の産業振興と木質バイオマスの利用促進に貢献することを目指し、安全第一でバイオマス混焼発電設備の操業を維持していくとしている。

また日本製紙は、人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献することを目指し、全国にある工場の設備や土地のほか、長年培ってきた技術やノウハウ、人材を活用した多彩な事業展開を進めていて、社会への電力安定供給に資するエネルギー事業もそのひとつに位置付けている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本製紙株式会社 プレスリリース
http://www.nipponpapergroup.com/news/year/2018/

(関連記事)火入れ式(2017年9月1日付)
http://www.nipponpapergroup.com/news/year/2017/

 
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