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2018-04-03 08:00

その他

シャープ、単結晶シリコン太陽電池セルで世界最高の変換効率を達成

タイナビNS
世界最高の変換効率25.09%を達成
シャープ株式会社は、6インチサイズの単結晶シリコン太陽電池セルで、世界最高となる変換効率25.09%を達成したことを2018年3月27日に発表した。

NEDOによるプロジェクトの一環として開発
今回開発された太陽電池セルは、「エネルギー・地球環境問題の解決」および「産業技術力の強化」に取り組む「国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が実施するプロジェクトの一環としてシャープが開発したものだ。

シャープは今回、太陽電池の裏面に電極を配置して受光面積を拡大することで発電量を向上させる「バックコンタクト構造」と、アモルファスシリコン膜を単結晶シリコン基板表面に形成する「ヘテロ接合」の技術を融合した「ヘテロ接合バックコンタクト構造」によって高効率化を実現した。

変換効率の測定については、一般財団法人 電気安全環境研究所(JET)が担当し、測定は6インチサイズの太陽電池セルの全面(240.6平方センチメートル)を対象に行われ、世界最高の変換効率25.09%を実現した。

シャープでは今後も、太陽電池の改良・開発に取り組み、太陽光発電を含む再生可能エネルギー普及拡大に取り組むとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

シャープ プレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/180327-a.html

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