• TOP
  • >
  • オリックス農業、太陽光利用型水耕栽培施設が竣工
2018-04-27 01:00

その他

オリックス農業、太陽光利用型水耕栽培施設が竣工

タイナビNS
兵庫県養父市で太陽光利用型水耕栽培施設が竣工
オリックス株式会社の100%子会社であるオリックス農業株式会社は4月24日、出資する農業生産法人「やぶファーム株式会社」を通じて建設を進めていた太陽光利用型水耕栽培施設がこのたび竣工したと発表した。

やぶファームは、2015年7月から露地栽培を開始し、約2.4haの営農面積でピーマンや水稲などを生産しており、2017年度のピーマン総生産量は約18トンで、兵庫県但馬エリアで最大規模の生産量になる。

今回竣工した水耕栽培施設は、約1haに及ぶ栽培面積を有し、ホウレンソウや春菊などの葉物野菜を生産、年間生産量は155トンで、主に近畿圏から西日本全域に出荷する計画という。

同施設の稼働により通年栽培が可能となるとともに、集出荷施設内で生産した野菜のパッキング作業を機械化することにより、効率的な生産・出荷体制を構築するとしている。

グループの青果年間計画生産量は計1,730トンに
オリックスグループは、2004年に農事業に参入し、カゴメ株式会社と共同で「加太菜園株式会社」を設立して以降、2015年には長野県八ヶ岳高原で太陽光型水耕栽培施設を開設するなど、ノウハウを蓄積しながら安定した青果の生産体制を構築してきている。

現在、全国5カ所にて事業パートナーと連携し、ホウレンソウや春菊などの葉物野菜を中心に青果を生産しており、今回の水耕栽培施設稼働により、同グループが手掛ける青果の年間計画生産量は、計1,730トンとなる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

オリックス株式会社 プレスリリース
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook