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2018-04-20 01:00

その他

北海道電力、奥沙流発電所の出力を増加

タイナビNS
最大取水量の増大で出力が800kWアップ
北海道電力株式会社(以下「北海道電力」)は4月17日、沙流郡日高町にある同社の奥沙流発電所の最大出力を800kW増加させたことを、電気事業法に基づき経済産業大臣に届け出たと発表した。

奥沙流発電所は水車を用いた出力1万5000kWの水力発電所で、1994年に運転開始した。今回水車発電機の性能確認試験を実施したところ、最大取水量の増量が確認され、これによって最大出力が1万5800kWになった。

出力増加による年間発電量の変化は146万kWhになる見込みで、電力供給力の増加に寄与するとともに、火力発電量を抑制することができる。これによるCO2排出量の削減効果は、年間930トン程度になるという。

水車発電機の性能試験による出力増加は5例目
北海道電力が水力発電機の性能確認試験の結果に基づいて発電所の最大出力を増加したのは、今回の奥沙流発電所で5件目となる。2015年10月に愛別発電所と志比内発電所の出力を増加して以来、合計2200kWの出力増加を記録している。

同社はこれからも他の水力発電所で同様の取り組みを進め、引き続き再生可能エネルギーの導入拡大で低炭素社会の実現に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

北海道電力 リリース
http://www.hepco.co.jp/info/2018/1222570_1753.html

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