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2018-05-23 22:00

その他

旭化成ら、「グリーン水素」製造試験を開始

タイナビNS
アルカリ水電解設備を太陽光発電設備と連携
旭化成株式会社(以下「旭化成」)は5月22日、福島県相馬市で「グリーン水素」製造システムの試験運転を開始したと発表した。

「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」は福島県相馬市と株式会社IHI(以下「IHI」)が共同で開所したスマートコミュニティ事業の実証施設で、太陽光発電で得られた電力を地産地消し、地域振興と発展に寄与することを目的としている。

旭化成はセンターにアルカリ水電解方式で水素を発生させる設備を設置し、太陽光発電設備と連携させた。同社とIHIが共同で行う再生可能エネルギーを用いた水素製造試験は、アルカリ水電解設備の実用性の検証を目的とし、2020年3月まで続けられる。

世界最大の電極面積を有する電解設備
旭化成の設備はNEDOの委託を受けて開発され、引き続きNEDOの助成を受けて試験が行われる。世界最大の電極面積を有する大型アルカリ水電解設備を活用しており、これまでの試験では90%を超える高いエネルギー効率が確認されている。

タイナビNS
同社は「クリーンな環境エネルギー社会」の実現を目指し、センターでの試験で得られた知見をもとに、世界最大となる10MW級の大型アルカリ水電解システムの実用化に取り組んでいく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

旭化成 リリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/

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