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2018-05-26 13:00

その他

SMFLなど3社、小水力発電事業向けに発電設備リースなどで協業

タイナビNS
小水力発電所向けリースなど取り組み
三井住友ファイナンス&リース株式会社(SMFL)と山陰総合リース株式会社は5月25日、京葉プラントエンジニアリング株式会社が行う小水力発電事業向けに、発電設備のリースと既存施設の改修費用の立替払い契約を締結したと発表した。

対象となる発電所は、鳥取県鳥取市用瀬町にあり、1960年に大村電化農協の管理・運営により地元の電力源として稼働が始まったものの、50年超が経過して施設が老朽化し、かつ少子高齢化からメンテナンスも困難になっていたもの。

今回の契約対象は、水車、発電機、水圧鉄管路など発電設備一式と導水路の改修費となり、この取り組みにより設備や施設が更新され、安全かつ安定した発電事業が可能となったという。なお、同施設の定格出力は199kWとなり、既に2018年2月23日から稼働を始めている。

安定発電可能な小水力発電はベース電源として期待
小水力発電は、一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道などを使って行われる、出力1,000kW以下の比較的小規模の発電となり、天候や気候の影響を受けることが少なく、24時間安定した発電が可能なことから、地産地消型のベース電源としても期待されている。

なお、これに引き続いて3社は、鳥取県の農業協同組合(5団体)が各地元で管理・運営中である8か所の小水力発電所でも設備更新と既存施設改修を順次行う予定をしていることから、各地域での安全で安定した発電を支援していくとしている。

(画像は三井住友ファイナンス&リースHPより)


外部リンク

三井住友ファイナンス&リース株式会社 プレスリリース
http://www.smfl.co.jp/news/pdf/180525.pdf

 
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