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2018-05-19 21:00

その他

丸紅の子会社、宮城県白石市の小水力発電所稼動で竣工式を開催

タイナビNS
宮城県白石市の小水力発電所稼動で竣工式開催
丸紅株式会社は5月16日、同社の100%子会社である三峰川(みぶがわ)電力株式会社が、宮城県白石市白川津田長泥西沢他に建設していた「宮城県白石発電所」がこのほど完工し、この4月9日から商業運転を開始したことから、同日に竣工式を開催したと発表した。

この事業は、宮城県仙南・仙塩広域水道事務所(七ヶ宿ダムを水源として17市町に水道用水を供給)が管理する水道施設の送水管に水車発電機を設置し、浄水場から調整池に至る水道設備間の落差と水道水流量を活用する「水道施設活用型水力発電」により発電するもの。

同発電所の認可出力は95kWとなり、この年間発電量は一般家庭約150世帯分の年間電力消費量に相当する規模となる。なお、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して売電する。

大規模なダム建設を行うものと異なり、小水力発電事業は自然豊かな日本風土への環境負荷が低く、電源の多様化が進む中で大きな可能性を持つ電源の一つとして注目されている。

丸紅の国内18か所目となる水力発電事業に
そしてこの事業では、既存の公共インフラである水道の未利用エネルギーを活用することとなり、無駄なく環境に優しい電力を生み出すものとなる。

なお丸紅は、国内では三峰川電力を通じて2000年から水力発電事業の運営を行っており、今回の事業は、福島県(下郷町・2か所、猪苗代町・1か所)、長野県(伊那市・4か所、茅野市・4か所)、山梨県(北杜市・3か所)、広島県(広島市・2か所、北広島町・1か所)に続く国内18か所目の発電所となる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

丸紅株式会社 プレスリリース
https://www.marubeni.com/jp/news/2018/release/

 
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