• TOP
  • >
  • Jパワー、秋葉第一発電所の工事を終了
2018-05-27 04:00

その他

Jパワー、秋葉第一発電所の工事を終了

タイナビNS
経年劣化した機器を更新、出力も950kW向上
電源開発株式会社(以下「Jパワー」)は5月25日、秋葉第一発電所1号機の更新工事を終了し、5月24日から運転開始したと発表した。

秋葉第一、第二発電所は静岡県浜松市にある水力発電所で、天竜川の秋葉ダムに隣接している。第一発電所は1958年に運転開始し、昨年5月に経年劣化した2号機の機器の更新を終了、10月から1号機の更新工事に着手していた。老朽化した設備の信頼度の向上および合理化と省力化を図った。

1号機の工事では最新の解析・設計技術を用いて水車ランナ羽根の形状を最適化するなどにより、出力が950kWアップして4万7200kWとなった。昨年5月に完成した2号機の更新でも同様に出力が950kW向上し、4万6250kWとなっている。

CO2フリーの水力発電が全国で857万kW超
これによってJパワーが2015年から進めてきた秋葉第二、第一発電所の主要設備の更新が全て終了した。同社が保有する水力発電所の最大出力は、合計で857万3169kWとなる。

Jパワーは今後もCO2フリーの再生可能エネルギーである水力発電所の設備更新などで、積極的に出力増進に努める方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Jパワー リリース
http://www.jpower.co.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook