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2018-05-29 10:00

その他

NEDO、太陽光発電コストの低減を目指した技術開発テーマ5件を新たに採択

タイナビNS
太陽光発電コスト低減を目指した技術開発テーマ5件採択
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月28日、太陽光発電の発電コスト低減を目指した技術開発テーマ5件を、新たに採択したと発表した。

この内訳は、「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」で4件、「太陽光発電システム効率向上・維持管理技術開発プロジェクト」で1件となる。

前者では、実用化で先行する結晶シリコン太陽電池とCIS太陽電池は、国内外の太陽電池市場での競争力を保つため2020年までに発電コスト14円/kWhの実現を確実なものとするほか、2030年までの同事業開発計画を5年前倒しし、2025年までに発電コスト7円/kWhを実現する要素技術の確立を目指すとしている。

この研究開発項目としては、1)先端複合技術型シリコン太陽電池・高性能CIS太陽電池の技術開発、2)太陽電池セル・モジュールの共通基盤技術開発、3)高効率太陽電池製造技術実証、とし、事業期間を2015~2019年度と設定した。

この採択テーマとしては、パナソニック株式会社を採択予定先とした「低コスト・高信頼性・高効率Super Si Hetero-junction(SSHJ)太陽電池の開発」など4件を指定している。

ZEB実現のために必要な技術的課題の抽出など
また後者では、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)実現のために必要な技術的課題の抽出と太陽光発電システムの開発シナリオを作成するとした。

採択テーマには、株式会社カネカを採択予定先とした「壁面設置太陽光発電システム適用高出力化技術・建築機能評価技術の開発」を指定、事業期間を2018年度としている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NEDO プレスリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100959.html

 
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