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2018-06-07 09:00

その他

大林組、茨城県神栖市にてグループ2ヵ所目の木質バイオマス事業参入を決定

タイナビNS
木質バイオマス発電事業を決定
株式会社大林組は6月1日、茨城県神栖市にバイオマス発電事業用地を取得し、木質バイオマス事業への参入を決定したと発表した。

これは、再生可能エネルギー事業を行う同社100%出資の株式会社大林クリーンエナジーが設立した大林神栖バイオマス発電株式会社を通じて行う。

この名称は「大林神栖バイオマス発電所」。茨城県神栖市奥野谷に設置する計画だ。発電容量は51.5MW(定格出力)である。なおこれは、約11万世帯の電力消費量に相当する規模である。

今後は設計に1年をかけた後、2019年春に建設工事に着手し、2021年夏に営業運転を開始する予定という。この初期投資は約300億円で、固定価格買取制度(FIT制度)活用により電力を販売することとしていて、年間売上は約85億円を見込んでいる。

なお、この事業は輸入バイオマス専焼による木質バイオマス発電事業で、同社グループとしては初めて。燃料には、持続可能性が認証された木質ペレットを主に用いるほか、一部にパームオイルの搾油過程で廃棄されるヤシ殻も使用する。

合計135MWの再生可能エネルギー発電事業を推進
2018年夏にグループ最初のバイオマス発電事業として、山梨県大月市の「大月バイオマス発電所」(定格出力14.6MW)が営業運転を開始することになっており、今回の発電所は、グループ2ヵ所目のバイオマス発電所になる。

また、同社グループとしてはこれまで、2012年7月に営業運転を開始した太陽光発電事業を皮切りに、2018年5月時点で太陽光発電所28ヵ所、風力発電所1ヵ所、合計135MWの再生可能エネルギー発電事業を推進しているとのこと。

(画像はプレスリリースより)
(C)2018 ZENRIN CO., LTD.(Z09KA第039号)


外部リンク

株式会社大林組 プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/press/news_20180601_1
 
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