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2018-06-23 10:00

その他

スマートソーラー、熊本県和水町の「熊本山鹿ソーラーパークA」発電所が完成

タイナビNS
熊本山鹿ソーラーパークA発電所完成で竣工式を開催
スマートソーラー株式会社は6月20日、熊本県和水町に建設を進めていた「熊本山鹿ソーラーパークA」が完成したことから、これを記念して竣工式を行うと発表した。

同発電所は、熊本県山鹿市・玉名郡和水町に、3年半の歳月をかけて開発をしてきた熊本県最大級となる熊本山鹿A~Dの4発電所(合計53MW)建設計画の一つとなる。同社が銀行引き受け私募債発行により資金調達を行い、平成29年7月に建設を開始していたもの。

これには、容量が2,465kWとなる太陽光パネルを設置し、最大出力が1,960kWとなる太陽光発電所で、年間の予想発電電力量は273万kWhとなり、これは一般家庭約800世帯分相当の年間消費電力量に相当する規模になる。

発電した電力は、36円/kWh(消費税含まず)の買取価格により、5月31日から売電を始めている。

また環境への貢献として、石油換算では年間655.3kLの削減効果になるとともに、二酸化炭素量では160万kg-CO2/年の削減効果になる。

影・方位・傾斜角のばらつきによるロスを最小化
同発電所の特長としては、設置場所が自然豊かな丘陵地帯であることから自然を生かした造成を行い、地形に合わせ4ヵ所のアレイフィールドに分散、各フィールドに同社が開発した3次元架台『スマートアレイ』によりパネルを強固に配置している。

また、パネル配置面積を最小化するため、超高効率太陽電池パネル305W(60セル)8,082枚を使用し、2.46MWの発電所としているほか、小型高性能PCS(40kW)をアレイフィールドに分散設置し、影・方位・傾斜角のばらつきによるロスの最小化を図っていることなどがある。

なお同社は、全国各地に30ヵ所、合計201MWを超えるメガソーラー発電所を開発から設計・調達・建設監理、O&Mまで行う垂直統合型デベロッパーとして、これまで全国20ヵ所(60MW)の発電所を建設・稼働し、現在は6ヵ所の大規模太陽光発電所(91MW)が建設中である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

スマートソーラー株式会社 プレスリリース
https://www.smartsolar.co.jp/img/YamagaA-20180620

 
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