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2018-06-21 13:00
その他
東芝、世界最大のモジュール面積を実現したフィルム型太陽電池を開発

NEDO事業として開発
株式会社東芝は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業として、モジュール面積が世界最大のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発したと2018年6月18日に発表した。大面積化と高効率を両立
東芝は、現在主流となっている結晶シリコン太陽電池では設置できなかった、耐荷重性の低い建築物や壁などにも設置可能なフィルム型ペロブスカイト太陽電池について、今回、セルの大面積化と高効率化の両立を実現した。開発された太陽電池モジュールの面積は703平方センチメートルで、エネルギー変換効率は11.7%を実現しており、東芝が保有するメニスカス塗布技術や新たなプロセス開発などによって、いい面積と高効率を実現したとのことだ。
東芝では今後、実用化サイズとして想定されている900平方センチメートルを目指して技術開発などに努め、プロジェクトの目標である2030年度での発電コスト1kWhあたり7円の実現を目指すとしている。
また、今回の成果については、神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1「パシフィコ横浜」にて、6月20日から6月22日まで開催される「第13回再生可能エネルギー世界展示会」NEDOブースで試作品を展示するとのことだ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1806_03.htm
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