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2018-07-02 00:00
その他
結晶の欠陥を可視化、太陽光発電の高効率化へ

多結晶シリコンの技術開発に新たな指針
名古屋大学と科学技術振興機構(以下「JST」)は6月26日、多結晶シリコンの結晶欠陥の3次元分布を可視化することに成功したと発表した。結晶シリコンは現在、発電量で全太陽電池の9割以上を占め、高価な単結晶と多結晶の2種類がある。多結晶シリコンは一度に大量に製造できるため製造コストが低く、市場シェアが単結晶の2倍程度だが、結晶欠陥が多くエネルギー転換効率が低い。

結晶技術の改良で、発電効率を改善する
再生可能エネルギーの中では太陽光発電の普及が急速に進んだが、さらなる普及には発電コストの低減が必要になる。発電コストの低減は、太陽電池の製造コストの低減とエネルギー変換効率の向上によって可能になる。
この研究によって、欠陥が少ないシリコンインゴット開発の加速が期待されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
JST リリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20180626/index.html#ZU2
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