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2018-08-01 20:00

その他

トヨタ、大型FCトラックの改良型を米国で公開

タイナビNS
昨年からの実証実験に改良型を追加導入
トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)は7月31日、米国で実証実験中の大型燃料電池トラックに、今秋から改良型を追加導入すると発表した。

トヨタは2050年までに同社の物流施設から排出されるCO2をゼロにすることを目標に、燃料電池(FC)トラックの開発に取り組んでいる。その一環として同社の北米事業体は、昨年夏からカリフォルニア州で大型FCトラックの実証実験を行ってきた。

1台目の実験車はテストコースやロサンゼルス市の公道でこれまで約1万6000kmを走行、実際に港湾エリアで貨物輸送も行った。

今回の改良型ではこれまでのデータに基づいて、トラックの居住性と操縦性を向上させた。FCユニットの配置を工夫して車内空間を拡大し、水素タンクの本数を4本から6本に増やし、推定航続距離を約320kmから約480kmに延ばした。

今後は大型FCトラックの実用化に向けた検証を
現在南カリフォルニアの港湾エリアでは、環境負荷の高い貨物輸送トラックが1万6000台以上走行しており、その数は2030年までに倍加すると推定されている。

タイナビNS
トヨタの実証実験では今後大型FCトラックの実用可能性に関する検証を行い、水素利用の拡大を通じて大気汚染対策に取り組んで行く。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

トヨタ リリース
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/23782045.html

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