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2018-08-11 22:00

その他

JERA、米国北東部で火力発電事業に参画

タイナビNS
天然ガス火力発電所3カ所を新たに加える
株式会社JERA(以下「JERA」)は8月10日、米国北東部で3つの天然ガス火力発電事業に参画すると発表した。

今回の参画では、米国企業が所有するペンシルバニア州の発電所(出力79.0万kW)と、マサチューセッツ州の発電所2つ(出力17.3万kWと16.0万kW)の事業権益を50%取得する。権益取得後はJERAの米国法人と米国企業が50%ずつ出資して新会社を設立し、発電所の運営にあたる。

各発電所でコンバインドサイクル方式によって得られた電力は、主に米国北東部の電力市場で販売、ペンシルバニア州の発電所については配電会社との長期契約で、地域における電力の安定供給にも貢献する。

米国の電力市場で事業ノウハウを取得
JERAは米国を中心にカナダとメキシコも含めて合計18の火力発電事業に参画している。今回の3つを含めて北米における発電出力持ち分の合計は約354万kWとなり、日系企業ではトップクラスとなる。

JERAは今後、これまで培った火力発電所の運転・保守技術を活用して新たに参画する発電所で効率の向上などに努め、事業を牽引していく。また先進的な米国の電力市場での事業ノウハウを取得して、国内での事業運営にフィードバックしていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JERA リリース
http://www.jera.co.jp/information/20180810_234.html

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