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2018-08-18 21:00

その他

三菱商事、バングラデシュでLNG基地事業に参画

タイナビNS
LNGを受け入れ、浮体式貯蔵気化設備でガス化
三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は8月17日、バングラデシュでSummit LNG Terminal Co. (Pvt) Limited社の株式を25%取得、LNG基地事業に参画すると発表した。

この事業ではバングラデシュ南部にあるモヘシュカリ島の沖合6kmの地点に、浮体式貯蔵気化設備(以下「FSRU」)を設置し、国営石油エネルギー会社が調達したLNGを受け入れガス化するサービスを提供する。

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基地建設は2017年末に開始され2019年3月頃に操業開始が見込まれており、年間350万トン規模のLNGを受け入れる計画になっている。

国産天然ガスの産出量が減退して輸入開始
バングラデシュでは年率6%以上の経済成長が続き、電力需要が急伸している。天然ガスによる発電の割合が60%程度を占める中、国産天然ガスの産出量が減退、2018年にはLNG輸入が始まった。

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FSRUを利用したLNG基地は、陸上基地に較べて建設コストが安く建設期間も短いため、LNG受け入れ能力の増強に有効な解決策となる。

三菱商事はバングラデシュで今回の事業に加え、Summit社と共同でLNGの供給やLNGを利用した発電など、様々なプロジェクトを検討していくことでも合意している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱商事 リリース
https://www.mitsubishicorp.com/

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