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2018-09-01 10:00

その他

四国電力、太陽光発電パネル清掃ロボットの開発・販売を行うベンチャー企業に出資

タイナビNS
ベンチャー企業「未来機械」に2億円を出資
四国電力株式会社は8月30日、太陽光発電パネル清掃ロボットの開発・販売を行う株式会社未来機械に、2億円を出資したと発表した。

太陽光の大規模開発が予定されているインドおよび中東地域等の砂漠地帯では、太陽光発電所への砂塵による発電効率の低下とパネル清掃に必要な労力の増大が課題となっていることから、清掃ロボットの活用が期待されているという。

未来機械のパネル清掃ロボットは、少人数で運搬できる軽量な可搬式のため効率的な清掃ができるとともに、砂漠では貴重な水を使用しないといった特徴がある。

そこで同社は、今後拡大が見込まれるこれらの市場にて、独自に開発した競争力のある製品を用いて積極的な事業展開を目指す未来機械の将来性に期待し出資することとしたもの。

未来機械が行う海外事業へのシナジーなども検討
なお、株式会社未来機械は、平成16年3月に設立した香川大学発のベンチャー企業で、岡山県倉敷市中央に本社があるほか、高松ラボが香川県高松市林町にある。

増資前の資本金は55百万円で、今回、四国電力ほか6者と既存株主のリアルテックファンドを割当先とする第三者割当増資を行うこととしたもの。

四国電力は今後、未来機械が行う海外事業へのシナジーなどについても検討を進めるとともに、電気事業での競争が激化する中、有望なベンチャー企業への出資など新たな収益機会の発掘・開拓に向け、鋭意取り組んでいくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

四国電力株式会社 プレスリリース
http://www.yonden.co.jp/press/re1808/data/pr007.pdf

 
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