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2018-09-13 21:00

その他

旭化成、石炭火力発電所を天然ガスへ更新

タイナビNS
宮崎県延岡市の新発電所は2022年に運転開始
旭化成株式会社(以下「旭化成」)は9月12日、宮崎県延岡市において、同社の第3石炭火力発電所を天然ガス火力発電所へ更新すると発表した。

旭化成は環境問題を軽減し持続的な成長を目指すため、地球温暖化ガス排出量の削減に取り組んでいる。更新が決定した石炭火力発電所は出力3万4000kWで、1971年に竣工した。今回の更新によって、年間約16万トンのCO2排出量が削減される見込みだ。

新発電所はガスタービンによるコジェネレーション方式で発電を行い、出力は3万4000kW、蒸気を毎時間130トン供給する。発電所の運転開始は2022年に予定されている。

天然ガス供給に向けてインフラ整備と新会社設立
旭化成はまた、天然ガス火力発電所に燃料を供給する事業に向けて、宮崎ガス、大阪ガス、九州電力および日本ガスの4社と共同で、今年12月を目途に新会社を設立する。

新会社は旭化成延岡地区への天然ガス供給に必要な、LNG基地や導管などのインフラを建設・保有し、運営を行う目的を担う。

5社はそれぞれの経営資源や事業ノウハウを持ち寄って天然ガスの安定供給と普及拡大に取り組むことで、省エネ・CO2削減に貢献するとともに、宮崎県延岡地域の発展に貢献していく方針だ。

(画像は旭化成公式ホームページより)


外部リンク

旭化成 リリース
https://www.asahi-kasei.co.jp/

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