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2018-09-07 10:00

その他

JR東日本、新型を横須賀・総武快速線用に新造

タイナビNS
山手線に導入されているE235系車輌の新型
東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)は9月4日、E235系車輌を新造し、横須賀・総武快速線に投入すると発表した。

E235系統の車輌は現在、山手線に導入されている。新造車は11両編成を51編成と4両編成を46編成の合計745台。2020年度より順次落成の予定で、運用区間には外房線、内房線、総武本線、成田線、鹿島線も含まれる。

E235系統の車輌はそれまでの車輌にはなかった車輌状態監視機能が搭載され、故障の予兆を把握するなど、安全性・安定性の向上を実現した。新型車ではさらに、停電などの異常時を想定して、非常走行用電源装置を搭載する。

停電で車輌が停止しても蓄電池でモーターを駆動
非常走行用電源装置は、通常走行の際に架線電源から蓄電池へ充電する。停電などで電力供給が途切れた場合、蓄電池の電力のみでモーターを駆動、最寄りの駅あるいは降車・避難に都合の良い場所まで乗客を運ぶ。

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その他にはドア上部に大型パネルを設置して案内画面の大型化を図り、異常時には客車全ての画面を一時的に切り替えて当該列車に関する情報提供を行う機能を初めて搭載する。

またグリーン車では無料WiFiの提供や各座席にコンセントを整備するなど、車内設備もさらに充実していく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JR東日本 リリース
http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180902.pdf

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