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2018-10-09 06:00

その他

パナソニック、AIが翌日の太陽光発電余剰電力を予測し電気自動車を充電

タイナビNS
つながる機器数拡大と宅配ボックス用センサーを発売
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は10月5日、「AiSEG2」(アイセグ2)のバージョンアップを行い、この10月22日から発売すると発表した。

AiSEG2は、家庭内の様々な家電や住宅設備機器をインターネットにつなげて連携させる、住宅向け「HOME IoT」の中核機器となる。

今回のバージョンアップでは、スマートスピーカー連携機能を搭載するとともに、AiSEG2につながる機器数の拡大を行い、従来の13社26機器から業界トップクラスとなる20社33機器に対応した。

またIoT対応機能として、業界初となる宅配ボックス用センサーを新たに発売する。

これは、不在時にドア・窓の開閉や荷物の着荷があると通知する機能で、外出中に宅配ボックスへ荷物が届くと、アプリに着荷情報を通知するもの。また帰宅時に家に近づくと、着荷情報をアプリで連絡してくれる。

AI判断で余剰電力あれば自動的に電気自動車へ充電
また、住宅用の電気自動車普通充電設備との連携が可能となり、AI(人工知能)を搭載したAiSEG2が翌日の天気予報を確認し、太陽光発電システムと組み合わせた「AIソーラーチャージ」機能により、太陽光発電の余剰電力で電気自動車の充電ができるようになる。

つまりこの機能では、前日発表の天気予報から翌日の発電量と使用電力量のAI判断を行い、余剰電力があれば自動的に電気自動車へ充電するもので、これも業界初となる。

ただし、電気自動車(EV・PHEV)用充電設備への対応は、2019年度夏での対応を予定しているとのこと。

なお新機能は、すでに使用中のAiSEG2でもインターネット経由でファームウェアをアップデートすることで、利用が可能になるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

パナソニック株式会社エコソリューションズ社 プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/10/

 
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