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2018-10-12 14:00

その他

住友電気工業、太陽光発電所用PLCストリング監視装置導入実績が7,000台を突破

タイナビNS
PLCストリング監視装置導入実績が7,000台を突破
住友電気工業株式会社は10月9日、同社の太陽光発電所用PLCストリング監視装置導入実績が、2018年9月末時点にて60発電所、機器台数7,000台を突破したと発表した。

太陽光発電の固定価格買取制度が2012年に制定されたことに伴って、太陽光発電の導入が進展している。

一方、資源エネルギー庁の「平成29年度新エネルギー等の導入促進のための基礎調査(太陽光発電に係る保守点検の普及動向等に関する調査)」では、調査対象となる太陽光発電所オーナーのうち、運用開始後にモジュールの異常を46%が、またパワーコンディショナーの停止を50%が経験しているという。

長期にわたり、高い発電量を保ちながら太陽光発電所を運用するためには、故障を事前に察知し予防することが非常に重要であることから、太陽光発電所の常時監視システムが用いられ、特にストリング(直列に接続された太陽光発電パネル群の最小構成単位)毎に監視できるシステムが必需品となっている。

そこで同社は、2016年からPLC(Power Line Communication:電力線通信)の技術を生かした太陽光発電所用PLCストリング監視装置の本格販売を開始し、現時点では60発電所、機器台数では7,000台が採用されるに至ったとのこと。

利便性の高いストリング監視装置の提供を目指す
この理由について同社は、既設の電力線を通信回線として利用できるため、通信線を増やさずに従来比7割安の低コストで導入できるほか、有線のため安定したデータ伝送ができ、さらに高い耐雷性といった特徴が評価されたとみている。

なお現在は、施主やEPC事業者のニーズに応えるべく、屋外設置可能な『SMP2204』や、DC1500V設計に対応した『SMP2205』などをラインナップし、今後も利便性の高いストリング監視装置の提供を目指していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友電気工業株式会社 プレスリリース
https://www.sei.co.jp/company/press/2018/10/

 
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