エネクトニュース

株式会社エコスタイルは、2020年3月16日、同社が提供している『太陽光発電オンサイトサービス』が、株式会社カノ―に導入されると発表した。

エコスタイルは、太陽光発電開発事業などを手がける企業であり、『太陽光発電オンサイトサービス』は同社が関西電力株式会社と共に推進しているサービス。カノ―では、同社運営店舗の屋根に同サービスが導入され、エネルギーマネジメントの実証実験が行われる。

『太陽光発電オンサイトサービス』は、電力需要家が所有する建物の屋根に太陽光発電設備を設置し、運用・メンテナンスをワンストップで提供するというサービス。関西電力はエネルギーサービス事業者として設備の設置を行い、エコスタイルは自家消費型太陽光発電および蓄電池のEPC（設計・調達・施工）を請け負っている。

同サービスにおいて電力需要家は、自家消費型太陽光発電からの再エネ由来の電力を、太陽光発電システムを所有することなく使用することが可能。太陽光発電の余剰電力を他の時間帯に使用することで、電気料金の削減や非常時活用などの効果が期待できるものとなっている。

今回『太陽光発電オンサイトサービス』が導入されるのは、大阪市生野区の『食品館アプロ 生野小路店』。太陽光発電システム160.80kWと蓄電池システム62kWhを設置し、電気料金削減の効果検証および将来に向けた蓄電池活用の知見を獲得すべく、実証実験が行われる。

エコスタイルは今後も、再生可能エネルギーの普及・促進により環境を守る義務・責任を遂行するとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

『太陽光発電オンサイトサービス』 カノ―の店舗に導入決定 - 株式会社エコスタイル
https://www.eco-st.co.jp/image/press/200316_press.pdf