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2020-04-01 22:00
その他
東芝エネルギーシステムズ、発電所運用最適化システムをクラレより受注
最適な運用計画を立案・提示
東芝エネルギーシステムズ株式会社は、2020年3月25日、IoTを活用した自家発電所の運用最適化システムを、株式会社クラレより受注したと発表した。同社は、東芝グループにてエネルギーソリューション事業を担う企業。受注したシステムは、クラレが保有する自家発電所にて最適な運用計画を立案・提示するものとなっている。
安心して暮らせる社会の構築を目指す
東芝エネルギーシステムズは、現代生活のあらゆる社会インフラを支える電気について、「つくる、おくる、ためる、かしこくつかう」ための機器・システム・サービスを提供している。また、再生可能エネルギー技術の開発などで得た技術や知見を活用し、次世代におけるエネルギーサービスの具現化も推進。安心して暮らせる社会の構築を目指している。同社は2018年、発電所の最適運用に関する業務をクラレから受注した。この業務の結果に加えて、具体的な提案を行う点がクラレより評価され、今回の運用最適化システム受注に繋がったという。
需要予測に加えて気象変動も考慮
クラレの自家発電所では、稼働する複数台の発電設備が事業所内へ電気および蒸気を供給している。東芝エネルギーシステムズが受注したシステムは、この発電所全体にとって最適な運用計画を立案するもの。事業所内の電気・蒸気の需要予測に加えて気象変動も考慮し、ボイラやタービンなどの運転制約にも合致した形で、立案は行われる。東芝エネルギーシステムズは今後も、エネルギー業界におけるサイバー・フィジカル・システムテクノロジー企業を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
クラレから自家発電所の運用最適化システムを受注 - 東芝エネルギーシステムズ株式会社
https://www.toshiba-energy.com/info/info2020_0325.htm
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