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2020-04-11 04:00

その他

九州電力、ケニアで地熱発電所の運営管理に技術協力

タイナビNS
総出力およそ600MW、日本全国の地熱発電量を凌ぐ
九州電力株式会社(以下「九州電力」)は4月7日、JICA(独立法人国際協力機構)からケニアのオルカリア地熱発電所に関わるプロジェクトを受託したと発表した。

オルカリア地熱発電所はアフリカ初の地熱発電所として1981年に稼働した。以来2019年まで順次発電設備を稼働し、現在の出力は595.4MW。この発電所だけで日本の地熱発電所の総出力を凌ぐ(525MW、世界で10位)。

九州電力が受託したプロジェクトではIoT技術を駆使してオルカリア地熱発電所の運営維持・管理能力の強化を目指す。発電所の運営改善に関する提言、発電設備の運営管理と保守、地熱貯留層の管理等の技術協力を2023年3月まで実施する。

地熱発電では70年以上、出力150MWの地域も
九電グループは地熱発電に70年以上取り組んできた歴史があり、大分県九重地域では出力約150MWの地熱発電施設を運営している。

今回のプロジェクトにはグループの西日本技術開発株式会社と共同であたり、グループが培ってきた高い技術力と豊富な経験を活かし、オルカリア地熱発電所の長期的な安全運営に寄与していく方針だ。

(画像は九州電力公式サイトより)


外部リンク

九州電力 リリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h200407-1.html

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