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2020-04-06 20:30

その他

会津太陽光発電、高圧真空脱水装置メーカーのRYOENGを子会社化

タイナビNS
温暖化対策や環境問題への早期貢献を目指す
会津太陽光発電株式会社は、2020年4月1日、株式会社RYOENGを完全子会社化したと発表した。

会津太陽光発電は、福島県大沼郡会津美里町に本社を置き、再生可能エネルギーの普及を図っている企業。RYOENGは、廃棄物などを固液分離する高圧真空脱水装置のメーカー。両社は今後一体となって、温暖化対策や環境問題への早期貢献を目指すとしている。

熱エネルギーへの燃料利用を可能にする
会津太陽光発電は、東日本大震災の会津地方において持続可能な雇用・資金が循環するシステムの構築を企図。現在は、「雪国では普及が難しい」といわれていた太陽光発電を、安く安全な電源のひとつと提供するまでに至っている。

同社はまた、水力・風力・バイオマスなどのエネルギー開発も推進している。こうした取り組みの中で同社は、RYOENGに注目。RYOENGの高圧真空脱水装置は、工場排水・下水汚泥・食品加工残渣などを強力脱水し、熱エネルギーへの燃料利用を可能にするもの。この機器を活用し、地球環境課題を解決すべく、今回の子会社化は実施された。

熱エネルギーを用いずに排水・汚泥・残渣を脱水
RYOENGの高圧真空脱水装置は、熱エネルギーを用いずに排水・汚泥・残渣を脱水する。その脱水効率は高く、含水率を最大50~60%程度まで絞ることが可能だという。

会津太陽光発電はこの機器が、産廃焼却処理時における化石燃料の大幅削減や、蒸気を含めた熱利用を可能にするものであると評価。今後はRYOENGと共に、環境に貢献する事業の発展を図るとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

会津太陽光発電株式会社
https://aizupv.jp/

株式会社RYOENGの完全子会社化のお知らせ - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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