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2010-02-27 12:00

その他

第3の拠点は福島県原町、メガソーラー発電 東北電力

eco
低炭素社会へ着々
東北電力は国内メガソーラー発電設備拠点として福島県原町にある原町火力発電所構内を選定、原町太陽光発電所としてH25年の稼動を目標に、1000kw級の発電設備を建設する計画であることを発表した。

原町太陽光発電所は同社として3番目のメガソーラー拠点で、2020年を目処に計10000kwの発電を目指す計画の一環であり、これによるCo2削減効果を年間約500tと見込んでいる。

原町太陽光発電所概要
場所は福島県南相馬市、出力は上記の通り1000kw、
発電電力は年間105万kwh。これは一般家庭約300世帯分の年間電力使用量に相当するという。
同社は関係自治体等との連携・協議を経てH23年の工事着工、H25年の稼動を目指すとしている。



カギは2020年
同社のこうした動きの背景となっているのが、H20年に閣議決定された政府の「低炭素社会づくり行動計画」だ。

ここで具体的に「太陽光発電導入量を2020年に10倍」「同年までに次世代自動車の新車販売の2分の1導入」等が目標とされ、電力業界もこれに応える形で導入計画が作成された模様だ。

東北電力㈱においては既に八戸、仙台においてメガソーラー発電所建設計画が公表されており、今回が国内3ヶ所目の拠点となる。

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同社の目標である「2020年までに合計10000kw」へ向け、着実に歩みは進んでいると言っていい。

                 (編集部 環境草紙)

東北電力株式会社
プレスリリース
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