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2019-09-10 08:00

その他

大吉財団、太陽光発電設備などを無料で整備する「でんきの避難所」開始

タイナビNS
公民館といった地域防災拠点に無料で提供
一般財団法人大吉財団は、2019年9月6日、地域の防災拠点にて無料で発電機などを整備する事業『でんきの避難所』を開始した。

同財団は、子ども支援と災害支援に取り組む非営利団体。『でんきの避難所』は、太陽光発電設備・ポータブルバッテリー・スマートフォン充電ボックスなど8つの防災機器を、公民館といった地域防災拠点に対して無料で提供する事業となっている。

誰もが気軽に電子機器を充電できる『避難所』
大吉財団は、シン・エナジー株式会社(創業時は洸陽電機)を1993年に立ち上げた山本吉大氏が理事長を務める一般財団法人。ビジネスのノウハウを活用する形で、子ども支援と災害支援という社会貢献活動を展開している。

同財団は、2018年の北海道胆振東部地震や台風21号において、長期停電が発生したことを憂慮。「テレビが見られない」「スマートフォンが使えない」といった被害により、情報からの孤立や生活の不便が生じたことを鑑み、電気インフラの確保が重要であると考えた。

この課題解決にあたり同財団は、誰もが気軽に電子機器を充電できる『でんきの避難所』を、公民館や集会所といった場所に設置することを立案。今回の実施に至った。

新しい災害支援を行う
『でんきの避難所』事業では、非常用電源として利用できる太陽光発電設備と、家庭用のカセットガスが使用できるカセットガス式発電機、ポータブルバッテリーやスマホ充電BOXなどが提供される。大吉財団は、実際の被災現場で活動した際に得た知見と、ビジネスのノウハウを活用することで、新しい災害支援を行うとしている。

なお事業は、2019度中は大阪府および兵庫県と岡山県の一部にて、実施される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

でんきの避難所 - 一般財団法人大吉財団
http://denki-hinan.com/

緊急避難場所等に無料で発電機などを整備する事業「でんきの避難所」受付スタート - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd

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