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2019-09-14 12:00

その他

「ながさき太陽光倶楽部クレジット」譲渡に係る証書授与式が開催

タイナビNS
合計420t-CO2のクレジットを譲渡
長崎県が運営している「ながさき太陽光倶楽部クレジット」を株式会社MATSUFUJIとヤベホーム株式会社の2社が購入したため、クレジットの譲渡に係るオフセット証書授与式が行われる。

2019年9月19日に長崎県庁舎にて執り行う。

各家庭のCO2総発電量と総売電量の差をクレジット化
「ながさき太陽光倶楽部クレジット」は、県内の一般家庭に設置された太陽光発電設備によるCO2排出削減量をとりまとめ、J-クレジット制度による認証を受けてクレジット化する。

創出されたクレジットにより排出量取引を行っている。現在約1,750世帯が会員となっている。

国が認証したクレジットを使用し取り引きを行う
J-クレジット制度とは、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度だ。

クレジットはCO2削減目標の達成のために使用したり、削減することができないCO2排出量について、クレジットを購入することでオフセット(埋め合わせ)できるカーボン・オフセットなどに活用したりできる。

今回購入したクレジットの用途は、MATSUFUJIは販売したBMW・MINIの走行によって排出されたCO2のカーボン・オフセットに、ヤベホームは新築住宅の施主の生活および事業所の電気使用により排出されたCO2のカーボン・オフセットに使用される。

それぞれ300t-CO2、120t-CO2のクレジットが譲渡された。

MATSUFUJIについては今回が7度目の譲渡となり、累計2,300 t-CO2のクレジット量を譲渡した。

全額県の基金に寄付
今回の譲渡で両社から「ながさき太陽光倶楽部」に支払われたクレジットの代金は362,880円。

全額が県の環境美化基金に寄付され、県の環境保全事業に活用する予定だ。

(画像は長崎県ホームページより)


外部リンク

長崎県 プレスリリース
http://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/405597/

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