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2019-09-30 20:00

その他

世界最大級の次世代植物工場をVPPにも活用

タイナビNS
豊前発電所の遊休地を利用してレタス日産5トン
九州電力は9月25日、九電工、東京センチュリー、スプレッドの3社と共同で、次世代植物工場の事業化に関する検討を開始すると発表した。

タイナビNS
計画では福岡県豊前市にある豊前発電所の遊休地を利用して、レタスの生産能力で日産5トンにおよぶ世界最大級の植物工場を建設する。無農薬で天候に左右されずに食物を生産することで、食の安全と安心に貢献する。

また植物工場は電力需要が大きいことから、VPP(バーチャルパワープラント)として電力需給のバランス調整に活用、再エネ電力を利用した環境に優しいレタスの提供など、新しい付加価値創出の可能性も検討する。

基礎調査を終え、事業性評価を来春目途に
4社は既に計画地の適正さや市場調査などを終了し、引き続き2020年3月を目途に事業性の評価を行う。九電工は電気および空調設備の建設・管理、東京センチュリーは設備リースに関する検討を行う。

京都府亀岡市で2007年から植物工場を運営しているスプレッドは工場建設・運営に関する技術やノウハウを提供。九州電力は工場のエネルギーに焦点を当て、省エネ化、再エネの導入やVPPリソースとしての活用を検討していく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

九州電力 リリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h190925-1.html

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