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2019-10-29 19:00

その他

中部電力、IoTプラットフォーム「Things Cloud(R)」で保全業務を高度化へ

タイナビNS
設備保全業務の高度化・効率化に向けて
中部電力株式会社は、2019年10月23日、設備保全業務の高度化・効率化に向けてNTTコミュニケーションズ株式会社(以下「NTT Com」)のIoTプラットフォーム『Things Cloud(R)』を採用すると発表した。

中部電力は、名古屋を中心とする東海エリアにて電気事業を展開している企業。「低炭素化」「デジタル化」などをキーワードにする取り組みを推進しており、『Things Cloud(R)』の採用もその一環として行われている。

IoT導入において必要な機能を簡単・短期間に実現
中部電力は近年、保有する電力設備のデジタル化を推進している。このデジタル化では、水位・温湿度・振動といった設備の運転状態に関する様々なデータを、センサーなどのIoT機器を用いて収集。このデータを活用し、設備の効率的な運用を目指している。『Things Cloud(R)』の採用も、こうした取り組みの中で決定された。

NTT Comの『Things Cloud(R)』は、データの収集・可視化・分析・管理など、IoT導入において必要となる機能・プロセスを簡単・短期間に実現するプラットフォーム。『Things Cloud(R)』導入により中部電力は、施設に設置したIoT機器の一元的な管理と、収集したデータをグラフなどで「見える化」することが、可能となる。

設備運用の最適化実現についても期待が持てる
『Things Cloud(R)』による一元的な管理と「見える化」は、電力設備に関する様々なデータの遠隔監視も、可能にする。また、部品の故障予知などを行うことで、設備運用の最適化実現についても期待が持てるという。

中部電力は今後も、最先端のICT技術を活用することで、保有する電力設備の運用についてさらなる高度化および効率化を目指すとしている。

(画像は中部電力の公式ホームページより)


外部リンク

「Things Cloud(R)」を利用し設備保全業務の高度化・効率化を加速 - 中部電力株式会社
https://www.chuden.co.jp/

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