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2019-10-26 20:00

その他

三重県 環境影響評価準備書に対する知事意見を公表

タイナビNS
津市波瀬太陽光発電所造成事業
2019年10月19日、三重県は津市波瀬太陽光発電所造成事業の環境影響評価準備書に対する知事意見を公表した。

事業者は株式会社サクシードインブェストメントで、同知事意見を述べるため、先だって三重県環境影響評価委員会へ諮問していた。2019年10月15日に同評価委員会より審議結果の答申があり、2019年10月19日に同知事意見を述べた。

環境保全に最大限配慮した計画を要求
株式会社サクシードインブェストメントの津市波瀬太陽光発電所造成事業では、里山の森林区域に大規模な太陽光発電施設を建設する計画となっている。

同里山では絶滅危惧種のサシバの営巣が確認されていることから、地域の生態系および生物多様性への影響が危惧されると同知事意見では指摘している。

同知事意見では同社に対し、自然環境を犠牲にしても実施する必要のある事業であることを提示すること、環境保全に最大限配慮した計画にすることを要求している。

FIT事業の適正化
同知事意見では、太陽光発電は地球温暖化対策として大きな役割を果たすとしており、経済産業省資源エネルギー庁のホームページにおいても、今後のエネルギー情勢を鑑みると、再生可能エネルギーを大量に導入し、再生可能エネルギー主力電源化を推進していくことは避けて通れないとしている。

FITにより再生可能エネルギーの導入は前進したが、様々な問題が顕在化し、国としてはFIT事業の適正化に向けて運用の見直しを行っているところである。

(画像は三重県ホームページより)


外部リンク

三重県
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0012300165.htm

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