エネクトニュース

日本テクノ株式会社は、2019年11月12日、同社運営サイト『エコニュースウェブマガジン』を更新した。

同社は、電力小売事業や電気料金自動検針事業などを展開している企業。『エコニュースウェブマガジン』は、環境・省エネコンテンツを扱う総合インデックスサイトであり、今回の更新は「卸電力市場の価格決定メカニズムと今後の課題」をテーマとしている。

『エコニュースウェブマガジン』は、電気や環境に関する様々な情報を掲載しているサイト。日本テクノの顧客が取り組んだ省エネ成功事例に加えて、同社が刊行している『環境市場新聞』の掲載情報や「こぼれ話」なども公開している。

同サイトでは、エネルギー問題における最前線の考えを知ることができるコラムとして、『識者COLUMN　環境政策最前線』も掲載。同コラムでは、早稲田大学名誉教授・横山隆一氏が、再生エネルギーの有効活用や地域エネルギー供給システムの構築について、わかりやすく解説している。

2019年3月、再エネの出力制御が九州エリアにおいて実施された。この出力制御は、発電量が消費量を上回る際に、再エネ発電事業者が送電網への送電を停止・減少させる措置を指す。需要が最も低下する12時台には、日本卸電力取引所の価格が0.01円／kWhという安値をつけたという。

今回更新された『エコニュースウェブマガジン』の『識者COLUMN　環境政策最前線』では、こうした事態が日本各地で発生し得ると指摘。送電線の空き容量を増やす必要性などについて触れている。

（画像はエコニュースウェブマガジンの公式ホームページより）

外部リンク

エコニュースウェブマガジン - 日本テクノ株式会社
https://econews.jp/

[econews.jp更新情報] 卸電力市場の価格決定メカニズムと今後の課題 - news2u.net
http://www.news2u.net/releases/167447