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2019-11-22 10:00

その他

リコーがグループ初の“PPAモデル”メガソーラー設置

タイナビNS
再生可能エネルギー由来電力の利用率を拡大
2019年11月18日、株式会社リコーは、中国の生産会社 Ricoh Thermal Media (Wuxi) Co., Ltd.と、英国の生産会社 Ricoh UK Products Ltd.で、再生可能エネルギー由来電力の利用率を拡大することを発表した。

上記2拠点での試みにより、再生可能エネルギー由来電力の利用は13.8GWh(年間)が増加することになる。それにより、CO2の排出量の削減は、およそ5,000トンになると見込まれている。

中国の生産会社でメガソーラー設置
サーマルメディアを生産している中国(無錫市)のRicoh Thermal Media (Wuxi) Co., Ltd.では、太陽光発電の電力利用が2019年11月からスタートした。 PPA(Power Purchase Agreement(電力販売契約))モデルを活用して、リコーグループ初となるメガソーラー設置(発電容量2.8MW)を実現したことによる。

PPAモデルは、FIT制度(固定価格買取制度)が存在しないアメリカで大量に導入され、近年日本でも“RE100(Renewable Energy 100%)”や”SBT(Science Based Target)”に注目が集まるにつれ、関心が高まっている太陽光発電導入モデルだ。

オフィスプリンティング機器と商用印刷機の消耗品を生産している英国(テルフォード、スターリング)Ricoh UK Products Ltd.では、再生可能エネルギー由来電力契約に全面的に切り替え、2019年10月より社屋の利用電力全てを再生可能エネルギー由来電力としている。

再生可能エネルギー由来電力100%
同グループは、日本で初めて“RE100”に参加した企業だ。リコージャパン岐阜支社では、「Nearly ZEB」認証の認定を受けている。同グループでは、事業運営に使用する電力を再生可能エネルギー由来電力100%にするため、様々な取り組みを行っている。

同グループでは“RE100”で、事業運営において、2030年までに30%、2050年までに100%の再生可能エネルギー由来電力利用を目指すと意思表明している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社リコー
https://jp.ricoh.com/release/2019/1118_1/

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