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2019-11-14 15:00

その他

監視装置とAIを活用。住友電気工業、太陽光発電所の診断サービスを提供開始

タイナビNS
太陽光発電所の長期安定運用を支えるサービス
住友電気工業株式会社は、2019年11月13日、太陽光発電所の状態を診断するレポートサービスの提供を開始すると発表した。

同サービスは、太陽光発電所用PLCストリング監視装置およびAIによる解析アルゴリズムを用いて、異常の検出や場所の特定、また対策提案までを含めた解析レポートを提供するというもの。太陽光発電所の長期安定運用を支えるサービスとなっている。

監視装置と、自動解析するAIを組み合わせる
太陽光発電所の運用では、大きな発電低下を事前に検出できる常時監視システムの導入などが不可欠となる。こうしたニーズに対応すべく同社は、発電パネル群を最小構成単位・ストリングごとに監視する装置を提供してきた。

同装置の提供する中で同社には、監視により収集したデータを有効活用したいという要望が、多く寄せられるようになったという。そこで同社は、問題発生を即座に検知して対応を決定する解析レポートの提供を企図。ストリング監視装置と、膨大なデータを自動解析するAIを組み合わせることで、提供実現に至った。

スマート保安の広がりに貢献する
同サービスでは、毎日の発電所状況・不具合箇所・不具合理由の通知を日次レポートにて実施。また、月次レポートでは月間の発電所状況を、年次レポートでは点検が必要なストリングを、それぞれ通知する。また、発電量改善の提案や前年との劣化状況比較なども行うという。

同社は今後も、太陽光発電所におけるスマート保安の広がりに貢献する製品・サービスを提供するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

太陽光発電所 診断サービスを2019年11月末より提供開始 - 住友電気工業株式会社
https://sei.co.jp/company/press/

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