• TOP
  • >
  • 日本ガイシ、蓄電池メーカーとしては世界初のUL検証マークを取得
2019-12-05 14:00

その他

日本ガイシ、蓄電池メーカーとしては世界初のUL検証マークを取得

タイナビNS
米国の第三者安全科学機関、UL
株式会社UL Japanは、2019年12月3日、日本ガイシ株式会社の蓄電池に対してUL検証マークを発行したと発表した。

UL Japanは、米国の第三者安全科学機関であるULの日本法人。今回UL検証マークが発行された日本ガイシの製品は、ニッケル亜鉛二次電池セル『CZTA100V2A01』。蓄電池メーカーの同マーク取得は、世界初だという。

熱暴走や発火が不発生であることを確認
UL Japanは、ULのグローバル・ネットワークも活用する形で、日本の電気用品安全法に基づく適合性評価サービスを提供している。

『CZTA100V2A01』の検証は、規格「UL 9540A」に基づく試験によって実施された。同試験では、過酷な条件下におけるセルの挙動や熱暴走発生の潜在的可能性などを調査。『CZTA100V2A01』は、熱暴走や発火が不発生であることを確認され、UL検証マークを取得するに至った。

『CZTA100V2A01』を製造した日本ガイシは、碍子および産業用セラミック部品の分野で世界をリードしている企業。この結果について同社は、顧客に自信をもって製品を提供できるとしている。

消費者と共に様々な課題に取り組む
UL Japanは電池および蓄電システムについて、あらゆる用途において欠かせない製品になっていると指摘。今後も、性能要件を担保しながら技術革新を追求する製造者を支援すると共に、消費者と共に様々な課題に取り組むとしている。

同社は今後も、人々のスマートな決断を支えることで、より健全なグローバル社会の構築を目指すとしている。

(画像はUL Japanの公式ホームページより)


外部リンク

日本ガイシ製 ニッケル亜鉛二次電池セルの性能を実証 - 株式会社UL Japan
https://japan.ul.com/news/news-verified-mark-ngk-201912/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook