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2020-01-29 21:00

その他

ブロックチェーン技術を活用した電力取引の実験、長野県富士見町で実施

タイナビNS
ローカル電力取引市場の創造を目指して実施
elDesign株式会社と森のエネルギー株式会社、そして米LO3 Energy社は、2020年1月24日、ブロックチェーン技術を活用した電力取引システムの実証実験を長野県富士見町にて実施すると発表した。

この実験は、ローカル電力取引市場の創造を目指して実施されるもの。オンライン上のオークションプラットフォームで、需要家と発電家のマッチングが図られる。

ローカル電力市場プラットフォーム『Pando』を活用
今回の実証実験では、LO3 Energy社のローカル電力市場プラットフォーム『Pando』が活用される。

『Pando』は、分散型エネルギーリソースを一つのリソースとして集約し、電力の売買を可能にする機能を持つ。実験ではこの機能を活用し、取引結果をブロックチェーンに記録することで、取引効率化に向けた検証を実施。また、ネガワット取引量も記録し、需要家への新たなインセンティブ設計などについても検証が行われる。

同実験では、富士見町の住民・企業が参加者となり、電力取引はモバイルアプリ上で実施。参加者は、「仮想市場」にてローカルクリーンエネルギーを取引することになる。

持続可能な社会の創造に貢献
同実験において、elDesignは実証実験の全体推進や国内電力会社・関係省庁との連携などを担当する。森のエネルギーは、電力小売事業者としての機能を提供。LO3 Energy社は、『Pando』の開発・構築を担う。

3社はこの実験を通じて、持続可能な社会の創造に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ブロックチェーン技術活用で電力取引システムのさらなる探究へ 共同で実証実験 - elDesign株式会社
https://eldesign.jp/news/327/

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