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2020-02-02 09:00

その他

「東北電力グリーンボンド」発行 旧一般電気事業者で初

タイナビNS
「東北電力グリーンボンド」債券
2020年1月29日、東北電力株式会社は、「東北電力グリーンボンド」債券の発行をスタートする予定であることを発表した。同債券は、調達資金の使い先が限定されており、再生可能エネルギー開発をはじめとする、環境改善効果を有する事業のみが対象となっている債券である。対象地域は、国内・国外を問わない。

グリーンボンドの発行は、旧一般電気事業者では初となる。旧一般電気事業者とは、2016年4月に施行された小売参入全面自由化の際、「一般電気事業」、「特定規模電気事業」という区分がなくなったため、それまで「一般電気事業者」と呼ばれていた事業者を指す場合に使われるようなった呼称だ。

小売参入全面自由化以前の一般電気事業者は、10社(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)である。

CBI認証(気候ボンド認証)を取得
同債券については、プレスリリースを公開した2020年1月29日に、関東財務局に訂正発行登録書を提出し、2020年2月の発行を予定しているという。

「東北電力グリーンボンド」を発行するに際し、第三者評価機関(DNV GLビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社)より気候ボンド基準の適合性評価等を受け、CBI認証(気候ボンド認証)を取得している。CBI認証の取得も、旧一般電気事業者としては初だとしている。

(画像は東北電力株式会社ホームページより)


外部リンク

東北電力株式会社
http://www.tohoku-epco.co.jp/

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