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2010-03-09 12:00

その他

「廃校ファーム」、次は人と大地を結びます! センコー

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人と食と大地の輪が環境へ
総合物流、サプライチェーン・マネジメントを手がけるセンコー(本社:大阪市)は、廃校を利用した植物工場で野菜等を栽培・販売、農業市場へ進出し、ビジネスモデル構築に挑む。



利用するのは鳥取県湯梨浜町にある小学校で、2006年に廃校となっていた。同社はかねてより食を取り巻く環境変化などに着目、農業市場への参入を模索していたという。

今回同社は鳥取県及び湯梨浜町と協定書に調印、4月に特例子会社㈱センコースクールファーム(仮称)を設立して、本格的な農業参入を果たす。

展開するのは福祉型農業
同ファームでは高齢者、障害者等を採用、植物の栽培から加工まで行うという。
校庭に6棟のビニールハウスを設置し、水耕栽培によりネギを生産、その際の水はプールに貯めた雨水を循環させて使用する。

また校舎の一部を改造した上できのこ類を生産、その菌床を菊や鉢花栽培にも利用する。
ソーラーシステムの設置も行う予定で、校舎等の再利用と共に環境配慮も欠かさない。

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       (画像はイメージです)

同ファームでは7月をメドに生産を開始、野菜は関西・中国方面のスーパー、百貨店での販売が予定されているという。

センコーはこの農業参入によって地域社会、雇用及び農業振興に貢献したいとしており、販売振興等に本業力を活かしたいとしている。

同社の新たな参入によって今度結び付けられるのは「人」と「大地」と「地域」「食」、果実は「環境」にも落ちるに違いない。

                  (編集部 環境草紙)


外部リンク

センコー株式会社
http://www.senko.co.jp/index.html
プレスリリース
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