エネクトニュース

トマト銀行はエコ関連２商品の取り扱いを開始する。
いずれも企業向けではなく、個人客層を対象としたエコ関連ローン。経済状況に明るい兆しを見出せない中、数少ない成長分野で個人層の取り込みを図る。

１つ目は「トマト・エコ化・リフォームローン」。
新築のみではなく、「エコ」を対象としたリフォームに融資を行うもので、住宅版エコポイント制度の対象ともなる。

リフォーム対象としては、「オール電化、ガス化改修」「窓、外壁、天井の断熱工事／又は同工事を含むバリアフリー改修工事」
「太陽光発電システム設置工事」「ソーラーシステム購入」など。

融資金額は１０万円～１０００万円以内、期間は１年～１５年以内。勤務年数（営業年数）、前年度年収に一定の条件がある。
こちらは「エコカー・介護仕様車購入」や買い替えの際の金利を引き下げるもの。
対象車種は「ハイブリッド」「電気自動車」等並ぶが、一部中古車は例外となる。金利の引下げ幅は固定と変動で違いがあるが、１．５０～１．６０％。他の同サービスとの重複は出来ない。

融資金額は１０万円～５００万円、期間は６ヶ月～７年以内となる。２件とも開始は４月１日からだ。

正直まだ使えるものを廃棄して買い替えを促進するようなことを「政策として」強力に推進するのはどうなのか疑念も残るが、検討中であるなら民間のこうした動きを利用しない手はないだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集部　環境草紙）

外部リンク

トマト銀行
http://www.tomatobank.co.jp/

ニュースリリース
http://www.tomatobank.co.jp/investor/press/2010/news_20100331_4.pdf
http://www.tomatobank.co.jp/investor/press/2010/news_20100331_3.pdf