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米国・シリコンバレーのベンチャー自動車会社、テスラ・モータースの電気自動車（EV）「ロードスター」が、5月初め、横浜港に初上陸する。

驚くべきは日本での価格が、なんと1,810万円。しかも今回、上陸する12台はすべて契約済みとのことだ。先月、カリフォルニアを出港しており、日本上陸の時には話題になりそうだ。


テスラ・モータースによるこのEVは、世界最速とうたう。ハンドメイドでカーボンファイバー仕様のEV「ロードスター」は、0-100kmまで3.7秒で到達する加速度とのこと。しかも今年1月、テスラ・モータースは、次世代EV電池の開発を進めるため、パナソニックとの提携を発表した。

「高レベルの車と最先端のテクノロジーと組み合わさったことで関心が高まり、日本は自然と"ロードスター"の市場となる」と語るのは、テスラのCEOであるエロン・ムスク氏。「テスタ・ロードスターは、パフォーマンス、デザイン、エンジニアリングで犠牲を払わない、（妥協のない）ノー妥協な車両だ」

日本政府は現在、実物大のEVの普及、コンセントで充電できるシステムを地方に広げるために働きかけており、エネルギー効率のよい車に対する税金の免除や軽減を行い、2020年までにCO2排出を25％減らすのを目指している。

テスラによると、その中でもEVのロードスターは、高性能リチウムイオン電池を搭載していて、1回の充電で走ることができる航続距離は380kmと、ガソリン車ともまったく遜色がない。

ハリウッドをはじめとしたセレブ御用達のテスラ・モータースが送る、スポーツカー並みの性能を持つ究極のこのEVに乗ることが、もしかすると近い将来、ステータスとなるのだろうか。

【minastirith 執筆】

外部リンク

Tesla Announces Japan Will be First Destination in Asia
http://www.teslamotors.com/media/press_room.php?id=2456
Tesla Motors
http://www.teslamotors.com/