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2010-05-09 13:00

その他

早い春は地球の危機!

地球温暖化
人間が季節を変える!?
厳しい寒さから解放され、温かい小春日和が嬉しい・・・。そんな呑気なことを実はいっていられないようだ。

科学者同盟(UCS)は、人為的な行動が温暖化を促進し、通常よりも早い春を引き起こしたという研究結果を発表した。これは動植物に多大なる脅威を与える可能性があるという。

UCSによると、今年は例年より10日ほど早く春の兆候が見られたという。この程度の誤差は人体にはさほど影響を与えないが、動植物には相当な負担になる。特に動物は、体温調節がうまくできないということだ。

この異常現象によって、たとえば以前は渡り鳥に食べられていた毛虫が、今では渡り鳥が到着する前に木から落ちて死んでしまうという。これは渡り鳥の食料を減少させるだけでなく、生態系も変えてしまうことに繋がるという。
地球温暖化対策、難航
しかし、UCSは、たとえ直ちに地球温暖化に繋がる排ガスを止めたとしても、すでに大気圏内に放出されている二酸化炭素等の温室効果ガスの影響は避けられないという悲観的な見方をしている。

温暖化から地球を救うことはもはや不可能なのだろうか。

外部リンク

Study: 'Spring creep' is hurting ecology
http://www.upi.com/Science_News/2010/05/06/Study-Spring-creep-is-hurting-ecology/UPI-59081273165884/
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