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一日も早くメキシコ湾の石油流出を食い止めるべく、BP社には多くのアイデアが寄せられているという。ただ、膨大な量であるために、採用されるための倍率は極めて高い。有名、著名人の多くも意見やアイデアを出しているが、名が知られているからといって採用されるわけではない。現にメガヒットを飛ばした映画アバターの監督の案も日の目を見ていないという。

そんな中で映画俳優ケビン・コスナーのオイル・フィルターの案にBPが目を留めたことに注目が寄せられている。「映画俳優のアイデアがなぜ？」という疑問を持つ人も少なくないようだ。

けれど、コスナー氏と石油業界との繋がりは実は古くからあり、15年も前からエネルギー供給分野に関わっているのだという。また、科学者である兄ドンと共にテクノロジー開発のためのCostner started CINC (Costner Industries Nevada Corp)を立ち上げ、自己資金で2600万ドルもつぎ込んできたというのだ。

ただ、現時点でコスナー氏のアイデアは米コーストガードの基準に沿っていない部分があるようだ。しかし、一刻の猶予もならない状態の中、基準が緩和されるのは時間の問題だといえるかもしれない。

編集部　青空ひなた

外部リンク

How Kevin Costner Earned The Attention Of BP
http://www.ecorazzi.com/2010/06/04/how-kevin-costner-earned-the-attention-of-bp/