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2018-03-28 23:00

その他

三菱商事、英国での新規洋上風力発電事業に参画

タイナビNS
三菱商事が英国での新規洋上風力発電事業に参画
三菱商事株式会社は3月26日、英国の100%子会社であるDGE(正式名称:Diamond Generating Europe)社を通じ、スペインの再生可能エネルギー事業者であるEDPR社から、MOWEL(正式名称:Moray Offshore Windfarm (East) Limited)の株式のうち33.4%を取得、事業に参画すると発表した。

これにより、MOWELの株主は三菱商事、EDPR、フランスのENGIE社の3社となる。

MOWELは、英国スコットランドMoray湾沖合、約22㎞の海域でMoray East(モーレイイースト)洋上風力発電所の開発・建設・運転を担うプロジェクト会社となり、2018年中に同発電所の建設を開始し、2022年に運転を開始する予定としている。

発電所の総発電容量は約95万kWで、英国最大級の洋上風力発電所となり、これは約100万世帯の電力を賄う規模という。

低コストの洋上風力発電が世界的に普及する見込み
なおDGEは、オランダ・ルフタダウネン洋上風力発電所(総発電容量13万kW)、ベルギー・ノーザー洋上風力発電所(同37万kW)を運営していて、洋上風力事業での開発から建設・運転等を管理する専門チームを有している。

欧州では、温室効果ガス排出量を2050年までに1990年対比で80%削減する目標を掲げており、2030年までに約5,000万kWの洋上風力発電が導入される計画となっている。

このため今後、欧州で洋上風力発電の導入が進むことで、発電機の大型化、発電所の大規模化を可能にする技術開発が進み、低廉な発電コストの洋上風力発電が世界的に普及することが見込まれるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱商事株式会社 プレスリリース
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2018/

 
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