2011-12-19 00:00
太陽光発電
ドイツで再生可能エネルギーの発電比率が原発の発電量を上回る!

■再生可能エネルギーが総発電の20%
2011年12月18日、ドイツにおいて今年生産した総電力に対し、再生エネルギーによる電力生産比率が約20%となる見通しとなったことが報道により明らかとなった。image from solar power / van_mij
この数値は、風力、太陽光発電などで達成されたものである。
福島第一原発事故により原発政策の見直しを行っていたドイツでは、初めて再生エネルギーによる電力生産量が原発の発電量を上回ることとなった。
■ドイツにおける電力生産の内訳
ドイツのエネルギー・水道事業連盟の発表によると、電力生産の内訳は以下のようになる。1位:石炭やガスなど火力発電(57%)
2位:風力や太陽光など再生可能エネルギー(19.9%)
3位:原子力発電(17.7%)
これは、前年比でみると、再生可能エネルギーが、3.5ポイントの上昇。原子力発電が4.7ポイントの減少となっている。
再生エネルギー発電の内訳は、以下のようになる。
1位:風力発電(7.6%)
2位:バイオマス発電(5.2%)
3位:太陽光発電(3.2%)
ドイツでは2022年までに全ての原発を廃止する計画である。今後は天候などの自然条件に左右される再生エネルギーをいかに安定供給させるかが課題となってくる。
外部リンク
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