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先日、EV（電気自動車）のみのカーシェアリングが米サンディエゴで誕生したことをお伝えしたが、5日、フランス、パリでも、100％EVのカーシェアリング・サービス「autolib'」がスタートした。

現在、EV車両“Bluecar”が250台、レンタルステーションも250か所となっているが、これを毎週増やしてゆき、12年6月には車両1740台、ステーション1100か所にするという。また、チャージポイントは約5000か所を目指している。最終目標は“Bluecar”3000台、6600の充電スポットという壮大な計画だ。

使用されるEVの“Bluecar”に搭載されているL.M.P（Lithium Metal Polymer）バッテリーは、Bolloré groupが開発したもので、同じ重量のバッテリーと比較して、5倍もの充電容量があり、またメンテナンス・フリー。さらに、その寿命は地球5周分20万Kmという高性能なバッテリーだ。

車両のデザインはフェラーリを手がけるピニンファリーナ（Pininfarina）で、見た目もキュート。また、全長3.65mとコンパクトながら、車内空間は快適だという。タイヤはミシュランのEnergy Saver tyresを採用。

高い環境性能と快適なドライビングを両立する「autolib'」。日本にもこのようなスマートなカーシェアリングが実現してほしいものだ。

外部リンク

autolib'

Bolloré：Bluecar

タイナビNEWS
EV（電気自動車）のみのカーシェアリング　米サンディエゴに誕生！　市が充電スポット整備